風立ちぬで菜穂子の結核はうつるのか、キスでうつらない確率どのくらいなのか、気になりますよね?
風立ちぬでは、結核を発病している菜穂子と二郎のキスシーンがあることが、気になる理由です!
この記事では、風立ちぬで菜穂子の結核は、二郎へキスでうつるのか?うつらないのか?を解説します!
キスで菜穂子から結核がうつらない確率について、調査した結果も書いています!
そもそも結核がうつる理由は?うつらないようにするには?
そんな疑問にもお答えしていますので、ぜひ、最後までご覧ください!
風立ちぬ菜穂子の結核はうつるのか?
風立ちぬで菜穂子は結核を発病しています。
菜穂子から二郎や周りの人へ結核はうつるのでしょうか?
結核はうつる可能性があるので、隔離するための結核病床が現在も各都道府県、市町村に存在します。
二重扉にしているほど厳重に結核患者は隔離されます。
結核はうつる病気です。
結核を発病したかのサインの例です。
- 咳が2週間以上続いている。
- 痰が出る。
- 発熱が続いている。
結核菌が体内に存在すれば結核は発病しますが、結核を発病するのと、菜穂子から結核菌が二郎や周りの人の体内にうつるとすぐに発病するかは別です。
結核菌は、くしゃみなどの飛沫(しぶき)で感染します。空気感染、飛沫感染と言われています。

「感染」と「発病」の違い
「感染」とは、吸い込んだ結核菌が肺に定着した状態をいいます。結核菌が体内にあっても、特に悪い影響を与えていない状態で、人への感染性もありません。感染した人が実際に発病するのは1割から2割程度で、感染してから6ヵ月から2年後までの発病が多いです。免疫力が低下したり体力が落ちたときに発病することもありますが、一生発病しない方もいます。
「発病」とは、結核菌が体内で増えて病気を引き起こした状態をいいます。発病の初期は、咳や痰の中に結核菌が出ませんが、結核の進行に伴い、咳や痰の中に結核菌が排菌され、排菌量が増えると他の人にも感染させるようになります。
東京都感染症情報センターホームページ「結核」より引用
菜穂子の結核はうつると、すぐに結核を発病するというわけではありません。
結核を発病するのは、免疫が落ちた時です。弱った時ですね。
こういう場合は免疫が落ちる時と言えます。
- 慢性疾患を患っている人(特に医療を中断している人)
- 体力が低下している人
- 大きな手術をした人
- ステロイド剤や抗がん剤を服用している人
- 栄養状態の悪い人
- HIV 感染者など
免疫が落ちた時に結核菌が体内に存在すれば結核を発病する可能性があります。
菜穂子が咳などで菜穂子の体内から結核菌を出していると、排菌していると言われれます。
菜穂子が体の外へ排菌していて、結核菌を二郎や周りの人が、菜穂子の結核菌を吸い込むと結核菌はうつります。
菜穂子が結核菌をたくさん排菌していればいるほど、うつる可能性は高まります。
では、どうしたら、結核菌は映らないのでしょうか?
菜穂子の結核菌が二郎や周りの人へうつるのを予防できれば、結核を発病しません。
結核がうつらない予防法
現代では、N95マスクを結核病床に勤務している医師や看護師は使います。
N95マスクがなければ、医師も看護師も患者の結核菌を自分の体内に吸い込んでしまいます。
実際に、結核を発病した患者さんが、窒息しないように痰を吸引した20代の看護師さんは、患者さんの結核菌を吸い込みました。私の知人に起こったことです。
この時、看護師さんはN95マスクを付けていませんでした。
結核は現代では、うつるのを予防できます。
菜穂子の時代にはN95はまだありません。隔離、近づかないのが唯一の予防法だったとも言えるでしょう。
また、そもそもN95マスクが必要なのかは、結核菌を菜穂子が咳で体外に出しているのかポイントです。
結核菌をどれだけ体外へ出しているのかは、痰や胃液を調べます。痰や胃液の中にどれだけの結核菌が存在しているのか検査します。
現代であれば、結核菌が体外へ出ていれば、患者と話すのにもN95は必要です。
話すのにもN95が必要な患者であれば、隔離入院の勧告を都道府県の保健所が行い、結核病床へ入院となります。
退院するには、結核菌を排菌していない状態で、他者へ結核菌がうつる可能性がなくなれば退院となります。
風立ちぬ菜穂子とキスして結核がうつらない確率は?
菜穂子と二郎は風立ちぬでキスをします。
キスで菜穂子の結核菌は二郎へうつらないのでしょうか?
薬剤耐性結核は通常の結核と同様に空気感染する。結核菌を肺へ吸い込むことが原因となる。握手、食事・飲み物のシェア、寝具や便座を通じた接触、歯ブラシの共有、キスなどでは感染しない。感染しても発病しないケースがあるため、根絶には感染の早期発見・早期治療が重要となる。
国境なき医師団 ホームページ 「世界結核デー:正しい知識で感染拡大を防ぐ」2012年03月23日掲載 より引用
国境なき医師団が明記しているように、キスでは感染しません。
ただし、結核菌を吸い込むとうつるので、菜穂子が結核菌を体外へ排菌しているのかが問題です。
菜穂子が結核菌を体外へ排菌している状態で、二郎とキスをしたのなら、二郎は菜穂子の結核菌を吸い込んだと言えるでしょう。
徹底調査しましたが、キスで結核菌がうつる確率、うつらない確率は見つかりませんでした。
結核菌を排菌していると、肺結核がうつる可能性が高まるとは言えます。
しかし、結核菌をうつされたからと言って必ず結核を発病するわけではない。
菜穂子から結核菌がうつるからといっても、二郎が結核を発病するとは言えないのです。
風立ちぬで、菜穂子が2週間以上の咳、痰、発熱が続いている状態で、二郎とキスをしているシーンがあれば、菜穂子が結核菌を体外へ排菌しているでしょう。
菜穂子から二郎へ結核菌はうつる状態だった確率は高いと考えることはできます。
風立ちぬでは、二郎が結核を発病している菜穂子へプロポーズします!
このプロポーズは最高にロマンチックなセリフ!
まとめ
風立ちぬで菜穂子の結核はうつるのか、キスでうつらない確率どのくらいなのかという疑問を解説してきました!
風立ちぬでは、結核を発病している菜穂子と二郎のキスシーンがあることが、気になる理由でした。
風立ちぬで菜穂子の結核は、二郎へキスでうつるのか?うつらないのか?答えは、キスではうつらない!
ただし、結核菌を菜穂子が排菌していれば、うつる確率は高くなります!
反対に、結核菌を菜穂子が排菌していなければ、うつらない確率が高くなります!
さらに、くしゃみなどによる飛沫感染で結核菌がうつること、うつらないようにする対策として、N95マスクをつけることをご紹介しました!
最後までご覧いただきありがとうございました!