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お笑いコンビ『コウテイ』は何故解散した?その理由を徹底調査

お笑いコンビ『コウテイ』は何故解散した?その理由を徹底調査
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関西の賞レースで優勝を果たすなど、将来を期待されていた吉本興業のお笑いコンビ「コウテイ」。しかし2023年1月に解散、現在はそれぞれの道へ進んでいます。

今回はコウテイがなぜ解散に至ったのか、その理由を調査しました。

解散は下田から?

2024年6月に放送されたテレビ朝日系列の番組「ストリートタイムカプセル」に出演し、コウテイ 解散の真相について語った元コウテイ、九条ジョーさん。本人が言うには、相方だった下田真生さんの方から解散を告げられたとのことです。

なんでも、自分が面白いことをやりたくてこの世界に入ったのに、九条さんのやりたいお笑いに乗っかるだけなのがイヤだと思った下田さんが、自分も自分が面白いと思うことをやりたいとなったそうですよ。

お笑いコンビ・コウテイが解散 漫才の方向性の違いから衝突 話し合い続けるも関係修復に至らず― スポニチ Sponichi Annex 芸能

解散の形としては円満?

元々解散には否定的だった九条さんですが、下田さんから「俺も俺がおもろいって証明したい」と言われた際に「それは素晴らしい。じゃあ解散しよう」って言えたのだとか。下田さんの思いに賛同し、相方の新たな道を応援するような形になったのですね。

「後悔してないって言ったらウソかもしれない」と、「コウテイ」にやはり惜しさも感じている九条さん。解散の経緯について「二人だけの秘密です」といったことも口にしており、まだ明かされていない真実もあるのかもしれません。

コウテイは元々不仲で有名だった

共に大阪NSC35期生であり、同じマンションに住んでいたことなどから意気投合、コンビ結成した二人は、NSC在籍中に一度解散に至っています。なんでも、芸人仲間でマリオパーティをしていた際に喧嘩したことがきっかけだったそうです。

その時は2ヶ月後に再結成に至った二人ですが、NSCは最下層のCクラスで卒業、卒業後もオーディションでなかなかうまくいかずに解散を考えるなど、コンビとしてなかなか安定しませんでした。「どうせ最後やし、めちゃくちゃしてもええ」と腹をくくって臨んだ企画で優勝、解散を思いとどまるも、結局2016年3月に二度目の解散をしています。

二度の解散と再結成を経ていた

その後2016年10月にまた再結成、それでも再度解散の危機が訪れるなど、とにかく不仲で有名だったコウテイ。九条ジョーさんも「余震みたいなのが数え切れないぐらい」「ずっとピリピリとやってました」と語るなど、何度も喧嘩を繰り返した二人でした。

ある時からぶつかった際には下田さんが折れる形で丸く収まるようになり、不仲も少し落ち着いたように思われてもいました。ただ、この「下田さんが折れる」という変化が「自分の面白さを証明したい」という解散の動機に繋がったのかもしれません。

「コウテイ」ってどんなコンビだった?

コウテイは凄まじい勢いの漫才が持ち味のお笑いコンビで、M-1グランプリでは2020年と2022年に準決勝に進出、決勝進出を果たす時も近いのではないかと目されていました。メインは漫才ですが、キングオブコントでは2019年に準決勝進出、コントにも定評がありましたよ。

関西のお笑い賞レースでは、2020年のABCお笑いグランプリで漫才とコントの両方を披露。見事優勝を果たしていました。

現在は別々の道へ

下田真生さんは解散翌月の2023年2月から芸名を「シモタ」に変更し、同年6月に元「なにわスワンキーズ」の前田龍二さんと「シモリュウ」を結成。再びコンビでの活動を開始しました。

九条ジョーさんも2024年5月に元「モンローズ」の宮本勇気さんと「レ・ヴァン」を結成。再びコンビ活動を開始しています。

最後に

今回はコウテイが解散した理由について紹介しました。

九条ジョーさんは、下田さんとは何回も喧嘩したものの「何回も分かち合った」とも話しています。不仲と言われるような側面はあったものの、それらも全て今となっては懐かしい思い出だったと語っていますよ。