ノーノーガールズはビーファーストを輩出したBMSGのSKYーHIとラッパーのちゃんみながタッグを組んだオーディションでした。最終選考がKアリーナで行われましたが、デビュー前にも関わらず2万人のファンを動員したことで話題になりました。今までのアーティストやオーディションの当たり前を覆すような異色のオーディションだったと言えるでしょう。
今回はノーノーガールズで選ばれたHANAのメンバーの魅力やメンバーを紹介します。
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珍しい応募条件だった?
ノーノーガールズというオーディションが発表された際にはオーディションのコンセプトや応募条件をちゃんみな自身が発表しました。
- No FAKE(本物であれ)
- No LAZE(誰よりも一所懸命であれ)
- No HATE(自分に中指を立てるな)
この3つを重視してオーディションが開催されました。ノーノーガールズは応募条件に身長、体重、年齢が必要ありません。この条件はちゃんみなの見た目を否定された過去から実力で世界に勝負できるガールズグループを作ろうと決まったのだと思います。外見や年齢にとらわれないこの方針は、多様性を尊重し“ありのままの自分”で挑戦できる場を作り上げ、多くの共感と感動を呼びました。まさに今の時代に求められるガールズグループ像を体現するオーディションだったと言えるでしょう。
HANAのメンバーは誰?
ノーノーガールズの最終審査で選ばれたメンバーは2025年4月2日に「HANA」という名前でメジャーデビューが決定しました。「HANA」というグループ名には、メンバー全員が頑張って咲いた“花”だからHANAというグループ名になったとか。
CHIKA、NAOKO、JISOO、YURI、MOMOKA、KOHARU、MAHINAの7人が選ばれました。最終審査ではそんな「HANA」に選ばれたメンバーのプロフィールや魅力を紹介していきます。
CHIKA(チカ)
チカは5歳から磨いてきたダンススキルや圧倒的な歌唱力が魅力です。ノーノーガールズでHANAのメンバーになる前はリトルグリーンモンスターの新メンバーオーディションでも最終審査まで通過していた実力者です。最終審査ではちゃんみなの代表曲の1つである「美人」でしたが、魂のこもったパフォーマンスでした。応募者との会話の中で博多弁を時々話すところがとても可愛らしいですよね。
NAOKO(ナオコ)
パフォーマンスをしている時とプライベートで1番ギャップがあるのはナオコなのではないでしょうか。彼女はノーノーガールズのオーディションでもちゃんみなに「化け物コース」「文句なし」と高い評価を受けていました。それもそのはず激しいダンスをしながら安定感のある歌唱をするのは、並大抵の人間ではできないでしょう。最終審査では「^_^(ハッピー)」を披露しましたが、ちゃんみなが「これが実力の暴力です」と言った意味が感じられるような完璧なステージだったでしょう。
JISOO(ジス)
ジスはノーノーガールズを通してHANAで唯一韓国出身の最年長メンバーです。彼女は韓国の大手事務所YGの練習生を経験しています。色気のある歌声やグルーヴのあるダンスでちゃんみなやSKY-HIに高く評価されました。真面目すぎるがゆえに自分を追い詰めてしまうところがありましたが、応募者たちやちゃんみなに支えられ徐々に成長する姿がかっこよかったです。最終審査ではダンスをせず歌声だけで「I’m NOT OK」を披露し人気アニメ「NANA」を感じさせるようなクールで大胆なパフォーマンスでした。
YURI(ユリ)
ユリはミステリアスでクールな雰囲気があり、人々の注目を集めるカリスマ性があります。ちゃんみなからは表情が固いと言われることがあり表情管理に努力していました。オーディション中は何事も真面目に取り組み、徐々に応募者やちゃんみなに心を許していく姿がとても応援したくなります。最終審査の「ハレンチ」では自分の過去を重ね合わせたラップと豊かな表情がより観客を惹きつけていました。特に「お父さん聞いてる?褒めてよ」という歌詞が心に刺さったファンが多かったと思います。
MOMOKA(モモカ)
モモカはME:Iがデビューした「PRODUCE 101 JAPAN」のオーディション経験があるのでもともとご存知だった方が多いのではないでしょうか。ラップスキルと深みのある低音ボイスが魅力です。最終審査では「Pain is Beautiful」を披露し、白い衣装を墨で汚す演出がとても印象的でした。メンバーに選ばれ「自分の中で止まっていた時計の針がやっと動き出すことができた」と発言しました。今まで様々な壁を乗り越えてきたモモカだからこその言葉だと思うのでこれからの活躍が楽しみです。
KOHARU(コハル)
コハルはコンテンポラリーダンスを得意とし、歌詞や振り付け等クリエイティブなスキルを大いに発揮しました。そしてなんと言ってもコハル自身の人間性が高く評価されていたのでしょう。オーディションでは、コハルが入っているグループはアイデアが言いやすい明るい雰囲気があります。ノーノーガールズからHANAとなった今はリーダーのようなメンバーでグループを引っ張っていく存在です。最終審査ではオーディションで培ったクリエイティブ能力を活かし、自作の振り付けを加えた「ディスタンス」を披露しました。
MAHINA(マヒナ)
マヒナはグループの中で最年少メンバーです。2次審査でちゃんみなはマヒナのラップがもっと上手いはずだと唯一2.5次審査を受けました。そこでラップの才能を開花させ、マヒナの急成長が始まります。最年少とは思えない堂々とした姿で最終メンバーのチケットを掴み取ります。パフォーマンス以外では無邪気な性格で応募者にも赤ちゃんのように可愛がられている場面が沢山ありました。最終審査の「花火」では制服で青春を体現しました。メンバーが発表された時の反応も可愛らしかったです。
まとめ
今回はノーノーガールズで選ばれたHANAのメンバーの魅力を解説しました。7人ともそれぞれの個性や高いスキルを持っていることが分かりました。かっこいいパフォーマンスと普段の可愛い一面のギャップが多くの方を虜にしているのかもしれません。ビーファーストやマーゼルに続く、日本や世界で活躍できるグループになって欲しいと思います。HANAとしての今後の活動や新曲にも注目が集まる中、それぞれの成長や変化から目が離せません。
異なる背景や魅力を持つ7人が、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか今後も期待しましょう。