東京の歌舞伎町をイメージした架空の街を舞台に、極道の世界で生きる男たちの様子を描いた大人気ゲームシリーズ「龍が如く」。そんな龍が如くですが、2024年にドラマ化されています。しかしその評判がかなり悪く、龍が如くの実写版はひどいといった声が多く上がっているようです。今回の記事ではその理由について紹介します。
龍が如くの実写がひどいといわれる理由はなに？
大人気ゲームシリーズ「龍が如く」を実写化したドラマは「Beyond the game」と題し、2024年にAmazon Prime Videoにて全6話が放送されました。しかし実際に視聴した原作ファンからは龍が如くの実写はひどいといった辛辣な感想がSNS上に多く書き込まれています。豪華な俳優陣の起用でも話題を集めた龍が如くの実写版ですが、ひどいといわれている理由は何なのでしょうか。
龍が如くの実写版がひどいといわれている理由について、ここからは原作ファンからの口コミを元に大きく3つに分けて詳しく紹介したいと思います。
理由①ストーリーがひどすぎる
アマプラの龍が如く見てみたけど、1話でもう面白くないし、3話まで飛ばしつつみたけど時間の無駄すぎた
キャスティングがセンスない、ストーリーもゲームやったことあるの？ってレベルで製作者のエアプ感あるし、本家に頭下げろ— BiereDeus (@BiereDeus) November 6, 2024
まず龍が如くの実写版を見てひどいと語る視聴者から最も多かったのは、ストーリーがひどいという点です。特に物語序盤、地下格闘技の覇者を目指す桐生が自身の力を誇示するために仲間を巻き込んで強盗事件を計画します。その行動に視聴者の殆どが共感できず、この時点でストーリーがひどくて面白みがないと感じた方が多かったようです。
ちなみに予告映像で桐生が「俺は龍になりたかった」と発言するシーンが公開されていましたが、この時点で「原作の桐生はそんなこと言わない！」とファンからの反感が凄かったそうです。こうした原作キャラの改変もストーリーがつまらないといわれる理由の一つのようですね。
理由②演出や音質のアンバランス
龍が如くのドラマ…1話途中で撤退😌
内容は置いておくとして音量がなんかおかしい。人の声と環境音とのバランスが変？
音響に問題があるのはちょっと耐えられないかな。内容以前という感じで。
お疲れ様でした🙏— hubuki@エンタメ垢 (@hubuki_ent) October 30, 2024
龍が如くの実写版ですが、終始画面が暗くて全体的に重苦しい雰囲気が漂っています。もっとも、極道物の作品なのでこうした演出は定番ではあるのですが、それでもあまりにも画面が暗すぎて作中で何が起こっているのか全くわからないという視聴者からの苦言も多く見られました。
また、音響のアンバランスさも目立ち、聞き取れないような声で話す登場人物が多い一方で、爆発音などは非常に大きく設定されていました。こうした音響のバランスがひどすぎるとの声も上がっており、物語に集中できなかった視聴者が多かったようです。
理由③登場人物の掘り下げが中途半端
龍が如くドラマ全部見終えたけど終始誰が誰だか分かりづらいしオリキャラ多すぎて難しかった…
続編はありそうな感じ匂わせてたな🙂— ｼエ (@jZNxssS1qSbHz6I) November 18, 2024
龍が如くの実写版には数多くの登場人物が登場しますが、その殆どが深掘りされず、かなり中途半端な扱いのまま終わってしまっています。特に終盤では佐々木・佐々岡・笹塚など非常に似た名前の人物がかなり多く登場するにも関わらず殆ど深掘りがされていないため、視聴者の多くは誰が誰なのか混乱する事態に。原作のゲームではそれぞれのキャラが深掘りされていたために混乱することはあまりなかったものの、放送時間と話数が限られている実写版ではそれが難しく、結果として誰が誰だが分からない事態になってしまったようです。龍が如くは人間ドラマとしての魅力もある作品なので、こうした中途半端な掘り下げに不満を持つ視聴者も多かったのではないでしょうか。
まとめ
今回の記事では龍が如くの実写版がひどいといわれる理由について詳しく紹介しました。大人気ゲームシリーズの実写版であり、豪華なキャストの起用も相まって前評判は高かったものの、実際はかなりの不評作となった龍が如くの実写版。果たして今後新たな実写化はされるのでしょうか。賛否両論分かれますが人気作だけに、新たな実写化作品を期待する声も多いようです。
