ムカデは気持ち悪いし、刺されると痛いし、家の中にいると不快ですよね?
でも、ムカデを殺してはいけないという話を聞いたことはありませんか?
ムカデ殺してはいけない理由は、スピリチュアルなものなのでしょうか?
家の中にムカデがいるのは縁起が良いお告げなのでしょうか?
そして、ムカデが家の中にいなくなる方法はあるのでしょうか?
この記事では、ムカデ殺してはいけない理由やムカデに関するスピリチュアルな話、ムカデの殺し方やいなくなる方法について紹介します。
Contents
ムカデ殺してはいけない理由はスピリチュアル?
気持ち悪いし、刺されると痛いし、家の中にいると不快・・・・。
そんなムカデですが、殺してはいけないという話があるのです。
それは、スピリチュアルな理由から考えられます。
驚くことにムカデとスピリチュアルには、繋がりがあったのです。
それでは、さっそくムカデを殺してはいけないスピリチュアルな理由を紹介していきます。
① ムカデは、神様や仏様の使い
七福神のひとりである毘沙門天様の化身。
ムカデはが家に来るということは、何か悪いことが起きることを教えてくれると言われています。
危険を知らせてくれるのです。
② ムカデが出る=家に悪い気や邪気が溜まっている
ムカデは、家の運気が悪いと出できて、その悪い邪気を食べてくれて浄化してくれると言われています。
③ 金運や財運を呼び込む縁起の良い虫
お金のことを女房言葉では「お足」と言い、予算を超えた時には、「足が出る」という言葉を使いますよね。
ムカデは足がたくさんあるので、漢字で表すと「百足」と書き、昔からお金をたくさん持っている生き物として思われてきたそうです。
そんなムカデを殺すとその運気も失ってしまうという説があります。
以上のことから考えるとムカデは、ただ気持ち悪い生き物ではない!?
ムカデをむやみに殺すことは、あまり良くないみたいです・・・。
超音波が良いでしょう!
家にムカデがいるのは縁起が良いお告げ?
一方で、家にムカデがいるのは縁起が良いお告げだという話もあります。
そこで、縁起が良いと言われる理由をまとめました。
① ムカデ=百足・・・百年先まで見通す
先程、ムカデ=「百足」と書き、昔からお金をたくさん持っている生き物と言いましたが、他にも意味があります。
それは、「百足」=「百年先まで見通す」です。
そのため、ムカデが出るということは、未来に起こる良いことや悪いことを知らせてくれるサインだと言われています。
② 勝利をもたらす
ムカデは、「前にしか進まない」という特徴を持っています。
そのムカデの特徴を日本では昔、武士達は「後退しない、後ずさりしない」と解釈し、「勝ち虫」として捉えていたそうです。
さらにムカデは、すばやく動き回り、攻撃的です。
その性格から「勇ましく、力強い」と捉えられており、戦の時にムカデをモチーフにした物を身に着けると、勝利に導いてくれるという考えがありました。
③ 子孫繁栄、夫婦円満になる
ムカデは、生命力が強く、たくさん卵を産むことから子孫繁栄、夫婦円満になると言われています。
さらにムカデを殺すともう一匹出ることが多いので、仲良くつがいで行動しています。
その特徴からも考えられています。
ムカデを殺すと集まるのはなぜ?
先程も言いましたが、ムカデを殺すともう一匹出でくることが多いと言われています。
ムカデを殺すとその匂いやフェロモンで仲間が集まってくるという話を聞いたことがありませんか?
これは本当なのでしょうか?
実は、ムカデは群れで暮らす生き物ではありません。
一匹で狩りをしたり、巣を作ったりします。
ですから、仲間が死んだとしても、それに気づくことはほとんどありません。
また、ムカデにはフェロモンを出す器官もありません。
だから、ムカデを殺すと集まってくるという話は、科学的に根拠がないのです。
では、なぜそんな話が広まったのでしょうか?
それは、スピリチュアルな観点から考えられます。
ムカデは、古来から邪気や災厄を払う力があるとされています。
特に日本では、神社や寺院に祀られていることも多く、神聖な生き物として扱われてきました。ですから、ムカデを殺すことは神罰を招くことになります。
その結果、さらに多くのムカデが現れて災難をもたらすということです。
以上のことからムカデを殺すと集まってくるという考えがうまれました。
ムカデを殺すとどうなる?
では、ムカデを殺すとどうなるのでしょうか?
先ほど述べたように、スピリチュアルな観点で、様々な意味があるので、不運を招くことになると言われています。
具体的には、以下のような不幸が起こる可能性があります。
- 家族や自分の運気が悪くなる
- 金運が下がる
- 人間関係にトラブルが起こる
- 火事や盗難などの不運が訪れる
- 悪霊や妖怪に憑かれる
- 勝利から遠のく
もちろん、これらは必ず起こるわけではありませんが、ムカデを殺した後に不運が続く場合は、注意が必要です。
ムカデは気持ち悪いし、刺されると痛くて嫌だけど、縁起の良い生き物とわかった途端、殺したくないですよね?
悪い印象しかなかったムカデは、こんなに様々な良い意味があるなんて驚きです。
少し趣を感じませんか?
ムカデの殺し方でドライヤーは効果的?
ムカデは、毒針を持つ危険な害虫です。
家でムカデを見つけたら、すぐに殺したいと思うのは当然ですよね?
しかし、ムカデは素早く隙間に隠れるので、なかなか捕まえることができません。
そこで、ムカデは熱に弱いため、ドライヤーを使って殺すのが良いと聞いたことはありませんか?
しかし、この方法は本当に効果的なのでしょうか?
残念ながら、ドライヤーでムカデを殺す方法は、あまりオススメできません!
なぜなら、ドライヤーの熱風はムカデにダメージを与えることはできますが、即死させることは難しいからです。
ムカデは素早く動くので、ドライヤーの熱をムカデに直接当て続けることは、難しいですよね。
また、コードレスでない場合は、使える範囲が限られてしまいます。
そのため、ドライヤーでムカデを殺す方法はあまり効果的ではありません。
それでは、どの方法が良いのでしょうか?
安全で正しい方法をまとめました!
【安全で正しいムカデの殺し方】
① トングなどでバケツにいれて、50℃以上のお湯をかける
ムカデを含む昆虫などの生き物は、熱に弱い特徴があります。
そのため、50℃以上のお湯を2~3秒ほどつけると殺すことができます。
② 殺虫剤を使う
市販で売っているものを使用します。
ムカデの大きさによっては、しっかり殺すまで時間がかかる場合もあります。
③ 洗剤をかける
普段、家庭で使用する食器用洗剤、お風呂洗剤をかけ、窒息死させる方法です。
泡状の噴射式タイプは、少し距離があってもムカデにかけることができるので、オススメです。
以上が、ムカデを殺す正しい方法でした。
もちろん、ムカデの個体差、地域差があります。
皆さん、ムカデが出た時は、試してみてください。
ムカデの殺し方の体験談とおすすめの方法
ご紹介したムカデの殺し方は実際に3つとも体験したことがあるので私の体験談をお伝えします。
この方法では確かにムカデを簡単に殺すことができました。
しかしずぶ濡れになったムカデをトングでつまむ感触が気持ち悪かったです。
正直、商品によってはピンキリの方法だと思います。
つまり当たり外れの商品があるのでお金をかけてまで商品に頼るの?って思ってしまいました。
どっちにしても最後はムカデをつまむ感触を味わってしまいます。
私はこの方法が一番やりやすいです。
なぜなら、食器の洗浄剤やお風呂の洗浄剤は自宅に常備してあるからです。
新しく購入する必要もないし、ムカデが出てこない時も常備しておく煩わしさがりません。
ただ、この方法も最後はムカデを摘む感触を味わいます。
以上の方法はいずれもムカデの個体差にもよるので、絶対に100%同じ効果があるとは言えません。
しかし、私の住んでいるところは割と10-15㎝くらいのムカデは普通に出ます。
大きいと20㎝超の大物も出てきます。
やっぱり大きくなればなるほどしぶといです。
- ムカデをお風呂の洗剤で弱らせる
- 次に割り箸(トング)でムカデの首を両断する
これで首を切断するとムカデは確実に即死すると思います。
ただ、残念なのはここでご紹介したどの方法にも欠点があります。
- 畳だと畳が濡れるし汚れる
- ムカデを割り箸やトングで掴まないといけない
- 掴む感触がとにかく気持ち悪い
こんな欠点があります。
ポイントとしては、畳や床にムカデが出る場合にはほうきで掃いてムカデを移動させます。
そして濡れたり汚れても良い場所で実際に上記の方法でムカデの殺し方に移ります。
一番は、外の庭やベランダ、次にお風呂場にほうきで掃いてムカデを移動させています。
論より証拠、こんな感じにムカデをビニール袋に閉じ込めます。
ビニール袋に閉じ込める方法はこうです。
- ムカデの進行方向でビニール袋の口を開けてビニール袋に入ってくるのを待つ
- ムカデがビニール袋を避けるようなら、方向を変えたムカデの進行方向で①と同様に待つ
- ムカデがビニール袋に入ったらビニール袋を持ち上げて袋の底にムカデを落とす
- ムカデがビニール袋の底に落ちたのを確認してから袋の口を閉じる
以上です。
個体差もありますが時間と共にムカデがビニール袋の中で窒息します。
この方法の利点は、ムカデの死体を箸やトングなどでつかむ必要がないことです。
- ムカデをビニール袋に入れる時に手を噛まれる可能性がある
- ビニール袋の口を閉じる時にムカデに噛まれる可能性がある
ビニール袋の口を手の指で開けて待っているときは噛まれる可能性があるのでなるべくビニール袋の口が大きな方が良いです。
同様に、ビニール袋が小さい場合、袋の口を閉じる時に誤ってムカデに指が触れて噛まれる可能性があるので、小さいビニール袋は避けた方が良いです。
以上、私の体験談でした。
ムカデの個体差や地域差はあるでしょうが、ご参考にしてください。
ムカデを見失ったらどうしたら良い?
このような場合は、どうしたら良いのでしょうか?
ムカデは夜行性なので、暗くなると活発に動き出します。
そのため、見失ったムカデが再び現れる可能性があります。
また、ムカデは一匹ではなく複数匹で住み着くことも多いので、見失ったムカデ以外にも注意が必要です。
見失ったムカデに対処する方法としては、以下のようなものがあります。
① 隙間や暗い場所に殺虫剤やホウ酸団子などを置く
ムカデは隙間や暗い場所に隠れるので、そこに毒を仕掛けることで殺すことができます。
ただし、殺虫剤やホウ酸団子はペットや小さな子供にとっても危険なので、注意してください。
② ムカデが出そうな場所に粘着テープや粘着マットなどを敷く
ムカデが、粘着テープや粘着マットにくっついて動けなくなることで、殺すことができます。
ただし、粘着テープや粘着マットは見た目が悪いので、気になる方は避けた方が良いでしょう。
③ ムカデが嫌う香りのものを置く
ムカデは強い香りのものを嫌います。
そのため、ハッカ油や柿渋などのムカデが嫌う香りのものを置くことで、ムカデを寄せ付けないようにすることができます。
ただし、これらのものはムカデを殺すわけではなく、忌避するだけなので、効果は限られます。
ムカデが家の中にいなくなる方法
そもそも、危険で殺すのにも大変なムカデが、家の中からいなくなることが、一番の望みではないでしょうか?
というか、家に入ってこないようにすることもできそうですよね!
ムカデが家の中にいなくなる方法とムカデが家に入ってこなくなる方法を調べました。
【ムカデが家の中にいなくなる方法】
① ムカデが嫌いな清潔な環境にする
ムカデのエサは、ゴキブリなどの害虫です。
その害虫がいなければ、ムカデは出てこないはずです。
ゴキブリなどの害虫は、生ゴミやほこりをエサとし、新聞紙やダンボールを好みます。
そのため、家の中は清潔に保ち、片づけを徹底しましょう。
また、ムカデは湿度が高いと出てきやすくなるので、換気をすることも重要です。
② ハッカやハーブの香りを吹きかける
ムカデには、苦手な香りがあります。
それは、ハッカ、ハーブ、柑橘系の香りです。
これらの香りを吹きかけ、ムカデがいなくなるようにしましょう。
【ムカデが家に入ってこなくなる方法】
① ムカデが、入ってくる場所を塞ぐ
- 排水口
- エアコン
- 床下
- 換気扇
- 窓
ムカデは、これらの隙間から家の中に入ってきます。
ムカデは、大きいものから小さいものまで、様々なので、少しでも隙間があると入ってきます。
きっちり塞ぎましょう。
ムカデなぜ人に寄ってくる
ムカデは、人に寄ってくる印象がありますが、そういうわけではありません。
「ムカデが、人に寄ってくる=ムカデが、人の住む環境に寄ってくる。」
ということなのです。
ムカデが、人の住む環境に寄ってくる理由は、2つあります。
① 人が住む家は、ムカデが住みやすい気温である。
ムカデは、寒さや乾燥に弱いという特徴を持っています。
そのため、特に寒い冬場や、乾燥する季節は、暖かくて湿った環境に住み着きます。
ちょうどその環境が、人の住む家なのです。
② ムカデのエサがある
さらに先程も述べたように、人の住む家には、ムカデがエサとするゴキブリなどの害虫も住み着くので、ムカデにとっては最高の食堂であると考えられます。
このような理由があり、ムカデは人に寄ってくるという考えがあるのです。
ムカデは電気つけて寝るといなくなる?
危険なムカデは、電気をつけて寝るといなくなるという話がありますよね?
しかしそれは、事実なのでしょか?
それは本当です!
手強いムカデは、夜行性という特徴もあります。
そのため、明るい昼間はあまり行動しないので、電気をついている明るい環境では、あまり出てこないのです。
その方法は、簡単なので嬉しいですよね!!
しかし、この方法は落とし穴があるのです・・・。
電気つけて寝るということは明るい環境になるので、特に夏の季節は、昆虫やクモなどの害虫が集まってきます。
その害虫は、ムカデのエサなのです。
ムカデは、エサを食べるためにそこに出でくるということです。
この方法は、結果的にムカデを呼び寄せるので、解決策にならなそうですね。
ムカデが出る家の特徴
先程述べたように、ムカデには好きな環境があるとわかりました。
だから、ムカデが出る家の特徴を調べました。
①換気をしておらず湿度が高い家
ムカデは、暗くて湿度が高い湿った環境が好きです。
キッチンのシンクの下や洗面台が当てはまります。換気扇を使用しましょう!
②ゴキブリがよく出る家
ムカデのエサは、ゴキブリなどの害虫です。
エサがある家にムカデがいるのは、当然と言えます。
③ゴミ捨てに行かずゴミを溜めてしまっている家
ムカデのエサであるゴキブリのエサは、生ゴミやホコリになります。
さらにゴキブリは、新聞紙やダンボールに卵を産むため、そこから繁殖してしまいます。
定期的に処分しましょう。
④窓や戸をよく開けっ放しにしている家
ムカデは、窓や戸の小さな隙間から家に入ってきます。
また2階でも、登って入ってくるため、開けっ放しは要注意です。
⑤家の周りに枯れ木や落ち葉が落ちている家
ムカデは、夜行性のため、明るい昼間は枯れ木や落ち葉の下に隠れるように生息しています。
家の周りが、そのような環境であると家の中にも出てきやすいです。
以上、ムカデが出る家の特徴でした。
少しでも当てはまれば、ムカデが出る可能性があります!
皆さん、気を付けてください。
まとめ
今回、「ムカデ殺してはいけない理由はスピリチュアル?家の中にいなくなる方法」と題して徹底調査しました。
ムカデは毒針を持っており、危険な生き物です。
しかしムカデは益虫であり、縁起物であるという言い伝えがあり、スピリチュアル的にもムカデを殺してはいけない理由がありました。
そのため、殺してしまうことは避けたいですが、見失ったら危険ですよね。
なんとも難しいところです。
だから一番の方法は、ムカデが家の中から出てこない、家の中からいなくなる方法を実践することだと思います。
縁起物は、他のものでも補えますよ!!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。