日本のアウトローを代表するHIP-HOPクルーである「舐達麻」ことなめだるま。
そのメンバー達が実に個性的であり様々なアウトローな一面と逸話を持ち、死亡したメンバーやシャブ中などと話題の多いなめだるま。
「消えた?」「活動休止?」の噂があったり、捕まった、死亡したなどメンバーの不祥事があっても、なめだるまは存在し続けています。
ダサいと報じ気持ち悪いとのバッシングを受けながらも我が道を行くなめだるま。
捕まったとマスコミに報道され、活動休止となり、そのまま消えたと思えば、再び前に現われてくる、そんな印象も世間ではあるようです。
現在もアウトローのHIP-HOPクルーとして邁進する、なめだるまについて徹底解説していきますので、最後までご覧ください!
Contents
なめだるまメンバー死亡と捕まったのは誰?
なめだるまのメンバーで誰が捕まったり、死亡したのか表にまとめました。
賽 a.k.a. BADSAIKUSH(バダサイクッシュ) | 麻薬使用で逮捕 |
G-PLANTS(ジープランツ) | 捕まったことなし |
DELTA9KID(デルタナインキッド) | 麻薬所持で逮捕 |
D BUBBLES(ディーバブルズ) | 出所後行方不明 |
104(とし) | 死亡 |
この表のうち、
- 賽 a.k.a. BADSAIKUSH(バダサイクッシュ)
- G-PLANTS(ジープランツ)
- DELTA9KID(デルダナインキッド)
この三人が現在のなめだるまの中心となっていますが、実は過去にこの2人もなめだるまに在籍していました。
- D BUBBLES(ディーバブルズ)
- 104(とし)
では、なめだるまのメンバーで死亡した104さん、捕まった3人の理由を見ていきましょう。
104さん(死亡)
10年以上も前になめだるまのメンバーに死亡者が出ました。
2009年6月3日・・・ある施設を襲い金庫破りをした際に警察から逃走中にて深谷市榛沢付近にて交通事故を起こしたメンバーがいました。
その際にメンバーの104さんが全身強打で死亡しています。
BADSAIKUSH(逮捕)
104さんの死亡事故でその場にいたBADSAIKUSHはその場から逃走して現行犯逮捕となりました。
この2009年の6月に金庫破り事件で逮捕されてしまい、そのまま少年院にて1年拘留され出所後に舐達麻(なめだるま)を結成し、音楽に携わっていく事になります。
DELTA9KID(逮捕)
2009年に、賽 a.k.a. BADSAIKUSHと共に金庫破り事件で逮捕される事となり、約4年間を少年刑務所で過ごしています。
Dbubbles(逮捕)
なめだるまの初期メンバーですが2018年に大麻取締法違反で逮捕され、実刑判決を受け刑務所に収監され出所後に行方不明となっています。
以上が、なめだるまのメンバーで死亡した人と、捕まった人の解説です。
現在のメンバーの3人全てに逮捕歴がありと、まさにアウトローとも言える過去です。
なめだるまのメンバーの金庫破り後の死亡事故、捕まったなどの逮捕の記事報道など、普通なら活動休止とそのまま消えたグループになるでしょうが、HIP-HOP界に籍を置きつづけています。
なめだるまメンバーの本名と年齢や出身
なめだるまもメンバーも日本のHIP-HOPクルーで、最もアウトローと言われています。
そんななめだるまのメンバーの経歴は犯罪歴と死亡者や捕まった逮捕歴など、様々であるも今もなおも活動休止とはならず、今も活動中と我が道を邁進しています。
そんななめだるまの現在のメンバーを紹介していきたいと思います。
a.k.a. BADSAIKUSH
- 本名:細谷 雄太(ほそや ゆうた)
- 年齢:33歳(1990年3月29日生まれ)
- 出身:埼玉県深谷市出身
リーダーである賽 a.k.a. BADSAIKUSH氏は、中学生時代から既に車を所有し、同メンバーであるDELTA9KIDと共に車を乗り回していたなど破天荒な中学時代を過ごしていました。
また20歳から数年間に覚醒剤を使用し、覚醒剤の副作用で右耳が聞こえなくなりなどと、破天荒な人生を今も過ごしています。
結成当初においては運命は自分で決める想いを持ちサイコロや賽銭箱の意味がある賽というMCネームで活動します。
なめだるまの実質的なリーダーであるも、大の猫好きでもありなど、意外な一面もあります。
G-PLANTS
- 本名:本多 勇翔
- 年齢:35歳(1988年1月30日生)
- 出身:埼玉県熊谷市
MCネームの由来はギャングスタの英語読みのGangstaのGと、植物や工場を意味する英単語のPlantを組み合わせたもので構成されています。
中学時にバイト先で先輩からHIP HOPを教えてもらい、その独特な音楽の魅力に取り憑かれたそうです。
19歳になるとラップを始め地元のポッセ49へ加入、その後に舐達麻を結成し、賽 a.k.a. BADSAIKUSH氏と親交を深めていきます。
メンバーからは本ちゃんの愛称で呼ばれ、以外にも気さくな人です。
長崎のおじいちゃんおばあちゃんが刺青とか入れたら泣いちゃうんでと、刺青を入れない意思を示してもいるなど、祖父母想いな人物でもあります。
DELTA9KID
- 本名:広井 大輔
- 年齢:34歳(1989年生)
- 出身:埼玉県深谷市
MCネームの由来は、大麻の主成分である「delta-9-tetrahydrocannabinolことデルタナインテトラヒドロカンナビノール」と小さくてイケてるやつを意味するKIDからきています。
賽 a.k.a. BADSAIKUSHとは幼なじみ。
援交狩りをしながらに暴走族に加入し、G-PLANTS氏と出会ったことでレゲエやHIP HOPに興味を持ち、その後にポッセ49に加入し、DJとしてラップを始めて行きます。
バダサイはシャブ中なのか?
現在進行形で疑惑がありそうなのは、BADSAIKUSH氏こと通称バダサイ氏です。
それぞれに逮捕歴などがある中で未だにシャブ中で捕まっていないと、Twitterに取り上げられるバダサイ氏は話題になり「バダサイ」がトレンド入りするなどの人気を博しています。
そんなバダサイ氏は自分以外のなめだるまのメンバーが逮捕されている中でも関わらずにインスタのストーリー更新をしているなどの余裕を見せています。
同じラッパーのKenny GことケニーG氏は、バダサイは自分で持たずに2人に持たせてると主張しており、彼は何故に逮捕されないのかと謎の多い人物です。
大麻所持で逮捕される予定であるも、バダサイ氏はたかだか大麻でガタガタ抜かすなと言い免除になったとの逸話もある程です。
またバダサイが大麻を巻いたり炊いたりしてる場面をライブ配信をしているのですが、警察に令状を取られてもいないのです。
D BUBBLESの失踪
なめだるまのメンバーで死亡した人もいれば、警察によって捕まった人間もいますがメンバーの中でもD BUBBLESの失踪は重いエピソードになっています。
D BUBBLESは2018年に大麻取締法で逮捕され、その後に出所するもなめだるまを脱退しています
突然の彼の脱退にはメンバーも驚き楽曲の「Dbubbles」のMVには当時服役だったD BUBBLES さんが出演しており、今もなめだるまのメンバーは復帰を求めている様です。
何故彼が出所した後に行方不明になってしまったのかは不明となっており、G-PLANTSさんはD BUBBLESさんと再会したい気持ちを持っています。
なめだるまの曲の一つである「LOST BUBBLERS」は、そんなD BUBBLESさんに向けられた曲でもあり、復帰と再会を望んで作り上げられた曲でもあります。
舐達麻の104の意味
舐達麻の104の意味は、なめだるまの前身である49に所属していた104さんのことです。
最年少のメンバーで埼玉出身者の104さんは、ブルーのバンダナや衣類もブルーを着ていた事からカラーギャングではとの噂が示唆されており、その経歴はダーティーなモノでした。
先ほど解説したように、104さんは2009年にメンバーのBADSAIKUSH氏とDELTA9kid氏と共に金庫破りを行いました。
しかし事件後に3人は警察から逃走し、深谷市榛沢付近にて車がコンクリート壁に突っ込む重度の交通事故を起こしてしまいます。
その際に104さんは全身強打で死亡しました。
104さんはラップスキルは高く評価され、随一の実力者として注目されていたのですが、彼の死後に「FLOATIN’」と言う楽曲が造られたのは104さんの冥福を祈る為に造られた曲と言われています。
舐達麻の104の意味とは、初期メンバーへの想いを表していると言えます。
舐達麻の意味
舐達麻ことなめだるまは現在の日本のアウトロー系のHIP-HOPクルーにおいて、最もアウトサイダーに位置するユニットでもあります。
舐達麻とまだ名前が決まる前に、グループの命名に悩んでいた際、偶然に手に取ったアウトロー系雑誌の金字塔でもある「実話ナックルズ」を読んだことが命名のきっかけです。
「実話ナックルズ」でライターを勤める舐めダルマ親方(島本慶さん)の名前を目にし、その名前からインスピレーションを受け、舐めだるま(舐達麻)となった経緯があります。
また舐達麻の感じの語呂は適当に付けたらしくあり、深い意味は無いとの事であり、なめだるまのファンの中には舐達麻の麻を魔と勘違いする人や達磨の磨と勘違いする人もいるみたいです。
【メンバー死亡から現在】なめだるまは活動休止で消えたのか?
話題の事の欠かないなめだるまですが、メンバーの死亡から逮捕に至るまでと、その経歴はアウトロー系と言えるでしょう。
そんななめだるまの存在に納得のいかないアンチも多数います。
なめだるまの存在を否定する意見もあれば、メンバーの過去を盾に捕まった経緯や死亡した経緯などで活動休止を訴え、中には過激に解散を迫るアンチもいました。
あまりにも酷いコメントを残し、なめだるまに対する社会的な地位を脅かせる心のないコメントもありました。
でも、なめだるまにとってそれは賛辞でしかなかったようです。
なめだるまは日陰者のアウトサイダーだと言い切り、嫌われ者になってしまう事などはハナから想定しているようです。
我が道を進んでいく彼等にとっては、仲間の死や捕まったりなどあってもそれでラップへの想いを棄てる事はありませんでした。
刑務所から出所し、再びに音楽活動へと戻り、多くの賛辞と批判の中でも自分達の在り方を求めてなめだるまはラップを刻んできました。
そんななめだるまは現在、活動休止して消えたのでしょうか?徹底解説していきます。
なめだるまは消えたのか?活動休止なのか?
音楽イベント「COLORS 2023」にて3年ぶりにライブ出演します!
なめだるまは消えたと、また終わったとされていました。
活動休止のその背景には明らかになっていない部分もあり、また多くの推測や憶測などもあり、結果としてしばらくの活動停止における休息期間があったともされていました。
しかし2023年の音楽イベント「COLORS 2023」にて活動休止から活動再開するとの事もあり、それらの不安を一蹴し、多くのファンを喜ばせたとも言えます。
活動期間が無くなり、このまま消えてしまうのかとファンの心配を余所にしながら、彼等は新しい曲を求めていたのかもしれません。
大人気ラップグループなめだるまは2021年に逮捕され、メンバー3人のうち2人も逮捕されてしまうなど、当時はその活動休止と解散を不安視したファンがいました。
3年間の沈黙の中で刻み温めていた新しい曲が、一体どんな曲へとなるのかと、新しいなめだるまを見てみたいものです。
なめだるまへの評価は高く、ポピュラー音楽研究者の第一人者である大和田俊之氏は、なめだるまの曲を高評価してもいます。
曲に潜むポエジー(詩情)は、日本のラップミュージックの表現を確実に更新したと評価し、日本においてまだ若いラップミュージックの感性に新しい側面を見出したと、高い評価も得ているのです。
消えた?と思われたとしても、なめだるまの歩みはまだまだ留まらず、歩み続けるでしょう。
なめだるまはダサい?気持ち悪い?
なめだるまがダサいと気持ち悪いとする意見も多数にあります。
これもまたアンチの意見と考える方もいるでしょう。
アウトロー系のラップを歌う彼等を自己賛美とする意見もある事も確かです。
日本の音楽業界においては常に潔癖性を求めている部分があり、犯罪者やアウトローの存在は、今も尚も受け入れられないとする吹聴があります。
自分から悪さをアピールしてダサいと、またイキって気持ちが悪いとする見方もあるでしょう。
まして大麻などの薬物摂取をすれば、間違いなく日本の音楽業界では後ろ指を指され、業界を干されてしまうなどと厳しい現実もあります。
それだけにアウトロー系のラップは、さらにその存在を厳しくされてしまう事でしょう。
実際にダサいのか気持ち悪いのかと、問われそのダサい気持ち悪い理由を言葉にして語る事も出来るでしょう。
しかし彼等のラップは、そんな軽い言葉では簡単に断じられるモノでも無く、その独自性のあるラップは、多くの評価を受けている作品でもあるのです。
気持ち悪いとダサいと、簡単にその一言で片付けられる存在ではない、なめだるま。
今後、なめだるまはどのようにし活動して行き、自分達を表していくのか?
ダサいや気持ち悪いなど簡単な悪意のある言葉で片付けられない魅力を持ったラッパーとも言えます。
なめだるまの年収は活動休止や消えたとしてもすごい?
2022年においては活動休止とはなるも、その活動休止を受け入れる事はなく、また新曲の創作を行っており、彼等の活動は完全に停止してはいませんでした。
「消えた」と、なめだるまはこのまま終わると噂もありました。
2020年7月30日に発表された「BUDS MONTAGE」から発表が止まってしまい、ましてG PLANTS氏とDELTA9KID氏の逮捕は、少なくともなめだるまにとっては大きなダメージともなったようです。
しかし2021年に二人は無事に出所し、インスタにTwitterでも二人は無事を報告しているなど、2022年9月に音楽活動の活動休止から再開を発表し、新曲「ALLDAY」もリリースされました。
新曲が数年も発表されることはなく、活動休止かとも噂されると、なめだるまは活動しなくても生活できるほど年収がすごいのか?って自然と思う人もいるようです。
具体的な年収は徹底調査しても不明でしたが、著作権を考えればメンバー全員とも日本で平均的な生活はできるのかもしれません。
多くの人の想像を超える程の年収があるのではとも想像もできますが、やはり実際のなめだるまの年収は非公開なので不明と言えるでしょう。
まとめ
「なめだるまメンバー死亡と捕まったのは誰?活動休止で消えたのか徹底解説」と題してご紹介してきました。
メンバーの中には麻薬使用で捕まったたり、死亡者がいたりと、過去がすごいです。
また、なめだるまは日本のラップ業界において高評価も得ています。
一方、活動休止や消えた?など高評価の割には理解ができない展開になるグループでもあるようです。
なめだるまは孤高な存在でもあるようで、今後の動向にはいろいろな世評が飛び交うといえるでしょう。
最後までご覧いただきありがとうございました!