2021年11月1日に人気グループ『V6』は解散してしまいました。『V6』が解散してしまった理由は明かされていませんが、それぞれが別の道に進んでいくことを選んだ結果そうなったと言われています。
『V6』が解散したのはメンバー愛が強いためと言われていますが、本当の理由は何なのでしょうか。
そこで今回は、『V6』が解散した本当の理由とは何なのか、25年の歴史とともに解説していきたいと思います。
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V6が解散した本当の理由は?歴史を解説
『V6』は1995年にバレーボールのイメージキャラクターとして結成されたグループです。『V6』は坂本昌行さん、長野博さん、井ノ原快彦さん、森田剛さん、三宅健さん、岡田准一さんの6名で構成されていて、年長組の「20th Century」と年少組の「Coming Century」の2つのグループがあります。
旧ジャニーズ事務所の黄金期を支えた『V6』ですが、なぜ解散してしまったのでしょうか。早速次からは人気グループ『V6』が解散した本当の理由を歴史とともに解説していきたいと思います。
格差で解散報道が出ていた
『V6』といえば、6人中4人が活動中にも関わらず結婚しているという、旧ジャニーズ事務所の中でもある意味で異質なグループです。旧ジャニーズのアイドルの多くは結婚をしていないだけに、この既婚者の割合の高さはかなり珍しいですよね。
しかし、実際にはメンバーが結婚するより以前からグループ内格差で解散するのではないかと言われていました。2010年2月頃、岡田准一さん、井ノ原快彦さん、森田剛さんの個人活動が増えたことで、解散を希望しているという報道が出て、大きな話題となりましたね。現に2014年には俳優として高い評価を受けている岡田准一さんと他のメンバーで格差が生まれているため、グループ解散の危機があるとも報じられました。
メンバーの結婚
従来より旧ジャニーズ事務所は所属しているタレントがアイドルであることを理由に、結婚には基本的に否定的なスタンスを貫いていました。アイドル商売である以上、結婚をすると一気に人気が低下する可能性もあるだけに基本的には全盛期に結婚することは許されていません。
幅広いジャンルで活躍を見せていた『V6』ですが、2007年に井ノ原快彦さんが女優の瀬戸朝香さんと結婚したのを皮切りに、2016年11月29日には長野博さんが女優の白石美帆さんと結婚するなど、全盛期のブームが過ぎ去る前に2人のメンバーが既婚者となったことで、大きな話題になりました。
岡田准一と宮崎あおいの結婚
メンバー2人が既婚者という異色のアイドルグループと呼ばれていた『V6』に追い討ちをかけるほど大きな影響を与えたのが、岡田准一さんと人気女優・宮崎あおいさんの結婚だといわれています。
当時、旧ジャニーズ事務所は岡田准一さんと宮崎あおいさんが結婚することに反対していました。というのも宮崎あおいさんが前の夫である高岡奏輔さんと離婚する原因は、岡田准一さんとの不倫関係が報じられたからです。不倫疑惑が出た相手と結婚すると略奪愛といわれる可能性もあり、イメージ商売のアイドルにとっては致命的になり兼ねません。
しかし岡田准一さんはそんな事務所の反対を押し切る形で結婚に踏み切りました。こうした岡田准一さんの言動が原因で、『V6』は解散する方向へと加速したと噂されています。
森田剛が結婚
2018年には森田剛さんが大女優・宮沢りえさんと結婚し、グループ内で4人目となる既婚者になりました。また2016年に長野博さんが結婚を発表してから3年連続でメンバーが結婚したことになり、古参と呼ばれるファン層の人たちの多くがショックを受けたともいわれています。長年ご法度とされてきたアイドルの結婚が3年連続で起こるとなると、確かにこのままグループが解散してしまうのではないかと勘繰ってしまいますよね。かねてからV6の解散報道が度々されていましたが、3年連続となるメンバーの結婚発表を機にいよいよ解散の噂が現実味を増してきたと覚悟したファンも多かったことでしょう。
グループ活動がほとんどなかった
2018年頃には『V6』はメンバー6人のうち4人が結婚し、平均年齢も40歳を越えていたせいか、殆どグループとしての活動はおこなわれていませんでした。かつてはジャニーズの看板アイドルグループだったV6も、この頃になるとグループの活動は年に1回のシングル発売と数年に1回のツアーしかおこなわれておらず、冠番組もなかったことから事実上の活動休止状態だったといっても過言ではありません。その一方でメンバーそれぞれは芸能活動を休止していたわけではなく個人活動を続けており、正式に引退を表明しているわけではありませんでした。
V6解散
25年の歴史の中で度々解散説が出ていた『V6』ですが、2021年11月1日、遂に解散することが公式から発表されました。グループ解散するという話がメンバー間で本格的に討論し始めたのは2019年頃だったそうで、約2年間の話し合いの末に最終的にはメンバーそれぞれが違う環境・ジャンルに挑戦したいと思ったことを理由に別々の道を歩み決断をしたようですね。
ただ、V6の解散理由はそう発表されていますが、多くのファンは実際に多くのメンバーが結婚しており、グループとしての活動がほとんどなかったことが最大の理由ではないのかと推測しているようです。
V6解散後の元メンバーたちの現在の活動は?
2021年11月にV6のメンバーは解散を発表しましたが、その後2023年に元ジャニーズ創設者のジャニー喜多川氏の性加害問題が表面化したことでジャニーズは社名を変更する事態に追い込まれています。ある意味V6の解散時期とジャニーズ事務所を根底から揺るがす大事件が重なってしまった部分もあるだけに、V6メンバーたちが解散後に何をしているのか把握していない方も多いことでしょう。そんな方に向けて、ここからはV6元メンバーたちの現在の活動について紹介します。
坂本昌行・長野博・井ノ原快彦は事務所に残留
V6の解散後、坂本昌行さんと長野博さん、井ノ原快彦さんの3人はジャニーズ事務所に残る決断をしており、現在も所属し続けています。そして元V6のメンバーだった3人で新たなアイドルグループ「20th Century」を結成しました。V6時代と同様に坂本昌行さんをリーダーに据えた20th Centuryは2023年にオリジナルアルバムを発売、2023年と2024年には全国ツアーも開催しています。活動方針や曲風も大きな変化は加えられておらず、あくまでV6の延長線上といえるような活動であるためV6時代からのファンの多くがそのままついてきているようですね。
森田剛・三宅健・岡田准一は事務所を退社
ジャニーズに残った坂本昌行さん、長野博さん、井ノ原快彦さんとは対照的に、森田剛さんと三宅健さん、岡田准一さんは解散を機にジャニーズを離れました。3人は2025年8月現在、それぞれがソロ活動のような形で独立した芸能活動を行なっています。
そんな中、森田剛さんは妻の宮沢りえさんとともに新たな芸能事務所である「MOSS」を立ち上げ、三宅健さんは元ジャニーズ事務所の先輩であった滝沢秀明さんが設立した新たな芸能事務所「TOBE」へと移籍を果たしました。三宅健さんは事務所を変えて以降、YouTubeなどに動画もアップしており、バラエティ番組のようで面白いとファンからは好評の声を集めています。
出典:KEN MIYAKE
岡田准一さんの去就にも注目されていましたが、2023年12月に個人事務所を立ち上げて現在は独立して活動を続けているようです。
まとめ
今回は人気グループ『V6』が解散した本当の理由は何なのか、25年の歴史とともに解説してきました。
公式発表では、『V6』の解散理由はそれぞれが別の道に進み、新しいことに挑戦するのを尊重した結果だと説明しています。しかし、ファンの間では、結婚しているメンバーが多いことやグループとしての活動がほとんどないことが理由なのではないかと言われているようですね。
『V6』は解散してしまいましたが、それぞれの活動をこれからも応援していきましょう