煌びやかな装飾に美しく着飾った人々、そしてクールかつ少しダークな印象も漂わせる大人の遊び場、カジノ。その魅力は今も昔も多くの人を惹きつけており、映画やドラマなど、フィクションの世界でも物語の舞台としてたびたび登場してきました。
最近では、わざわざ飛行機に乗って遠く海外にあるランドカジノまで出かけていかなくても、自宅にいながらにして気軽にプレイできるオンラインカジノが話題になっています。これから挑戦してみようかなと思っている方は、ぜひ、日本からプレイできる最高のオンラインカジノについて詳しく読んでみてください。自分にあったオンラインカジノやゲームを見つけることで、スリル満点のカジノ体験を楽しめるはず。映画の登場人物になった気持ちで、カジノゲームに挑戦してみましょう。
ここではそんな気分を盛り上げてくれる、カジノが舞台の映画をご紹介していきます。
黄金コンビと豪華な出演陣
まず初めにご紹介するのは、そのタイトルもずばり、『カジノ』。
1995年に公開されたこの映画は、監督はマーティン・スコセッシ、主演はロバート・デ・ニーロと、この二人の名前を聞くだけで映画ファンならずとも期待してしまう黄金コンビによって作られました。さらに、この映画には『氷の微笑』の公開で、当時妖艶な魅力をふりまく女優として大人気だったシャロン・ストーンや、ロバート・デ・ニーロと同じくイタリア系アメリカ人俳優として数々の映画に出演しているジョー・ペシや、名脇役として長く活躍しているジェームズ・ウッズなど、人気・実力ともに揃った豪華俳優陣が出演者として名を連ねています。
舞台は1970年代のアメリカ。ロバート・デ・ニーロが演じるサム・ロススティーンは一介のブックメーカーでありながらも、驚異的な洞察力と観察眼で予想を見事に的中させ続けるという才能から『エース』と呼ばれ、シカゴマフィアのボスからも絶大な信頼を寄せられていました。そんな彼が、当時まだまだ利権の塊であったカジノ業界に参入し、徐々に頭角を現してカジノ運営者としても業界でトップの座に昇りつめていきます。そして、そんな彼の周りの人々も、欲望の渦へと巻き込まれていく、というのが大まかなストーリーとなっています。
実はこの映画、アメリカの作家であるニコラス・ピレッジのノンフィクション小説『カジノ』を原作として作られています。そう、つまり映画のストーリーの大部分は事実や実話に基づいたものなのです。そのため、登場人物たちにはそれぞれモデルとなった実在の人物が存在しています。主人公・エースのモデルになったフランク・”レフティ”・ローゼンタールは、シカゴで有名なブックメーカーでしたが、シカゴ、マイアミを経て1960年代末にベガスに移り住み、友人の紹介でカジノ『スターダスト』での仕事に就くと才能を発揮してどんどん出世していきました。「事実は小説より奇なり」とはよく言われますが、才能を活かしてトップまで上りつめていくというドラマは、いつの時代も人々の心を魅了して離しません。
シリーズ最高傑作の名も高い作品
続いてご紹介するのが、カジノの雰囲気を存分に映し出してくれるのが、大人気の『007』シリーズの通算21作目となった『カジノロワイヤル』です。2006年に公開されたこの映画は、主役のジェームズ・ボンドに６代目としてダニエル・クレイグが配役された記念すべき一作目でもあり、それまで007シリーズに興味のなかった人まで虜にするほど、彼の魅力が凝縮された作品でもありました。
ストーリーとしては、暗殺の仕事を2度成功させたジェームズ・ボンドは“00（ダブルオー）”の地位に昇格し、最初の任務で、世界中のテロリストの資金運用をしているル・シッフルの存在を突き止めます。そして、高額掛け金のポーカーで資金を稼ごうとするル・シッフルと勝負するため、国家予算である掛け金1,500万ドルの監視役として財務省から送り込まれた美貌の女性ヴェスパー・リンドとともにモンテネグロに向かいます…。
ボンドとル・シッフルが直接対決することになった、カジノでのポーカーシーン。圧倒的迫力とスリル満点の展開は、見ている観客をも巻き込む圧巻の出来栄えでしたが、実は、ル・シッフル役を演じたデンマークの俳優マッツ・ミケルセンによると、ダニエル・クレイグはポーカーのルールを全く知らなかったのだとか。もちろん、映画収録にあたり習得したとはいえ、全くの玄人のように演じてしまう俳優の演技力の素晴らしさには感心させられるばかりですよね。
豪華俳優陣で贈る気分爽快な映画
ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモン、ジュリア・ロバーツと、ハリウッドを代表する豪華俳優陣が同じシーンに並ぶという、スーパー豪華な映画『オーシャンズ11』。2001年に公開されて人気を博し、その後、『12』、『13』と製作され、2018年にはスピンオフとして『8』も作られました。
物語は、ジョージ・クルーニー演じる凄腕の泥棒で詐欺師のダニー・オーシャンが、4年の刑期を終えて刑務所から出所するシーンからはじまります。そして仮釈放中であるにも関わらずすぐにカジノに向かうと、昔の仲間ラスティに再会。刑務所の中で温めてきた、ラスベガスの3つのカジノを同時に襲う計画を打ち明け、ラスティとともに計画を実行するために腕利きの犯罪スペシャリストを集めていきます。
この作品の見どころは、なんといってもまばゆく輝くカジノの世界を舞台に繰り広げられる強盗シーンの数々。メンバーそれぞれの特技を活かした潜入や、敵を欺くためのトリックなど、ラストに向けて徐々に計画を実行していくスリルは見応え十分です。ダニーの頭脳と、チームワークの妙、ユーモアたっぷりの名コンビであるダニーとラスティの掛け合いなどを楽しめるだけでなく、ラストのどんでん返しまで目が離せません。
週末の夜には映画を見てまったり、というかたも多いはず。そんな鑑賞リストの中に上記の三作品を加えてみてください。そして、観終わった後には登場人物になった気分でオンラインカジノでプレイしてみませんか。きっと映画で見た以上の興奮を味わえるはずです。